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サマールンルン

サマールンルン

翌朝になったらスカッと忘れる呉越のきょうだい喧嘩 カーテンを開ければ・・・・・

グレーゾーンの過去もちゃんとあるので、いろいろと邪念が沸いても一日なら耐久出来る。次から次へアンテナに入って来る雑念の波。・・・・・・・スリルがあって楽しいが、小説。約200字。8ページ。
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小雨が降る寒い秋の終わりに少し以前に戻る 不安な時は・・・・・

アンテナを張るとたくさん作品が作れるが、そこに入ってくるいろいろな邪念との戦いである。本当か空想かどうかは別にどちらでもいいという考えだが・・・・・。小説。約200字。7ページ。
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傷をスマホの白黒エンタで・・・・すでに瘡蓋(かさぶた)になっている?

掘り下げるみたいなところがあるので・・・・。すでに瘡蓋(かさぶた)になった傷をあえて掘り起こすように作る。スマホの音楽、白黒エンタで、小説。約200字。6ページ。
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3駅を乗って・・・・街のラーメン屋へ 列車は折り返しでターミナル駅へ

ふとスマホを触っていたら、すぐに限界値が来る時代で・・・・。エンタで高揚していた気持ちはふとした学生時代の懐かしさを思い出すような落ち着いた動画で切り替わる。小説。約200字。6ページ。
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それを差し引いて背丈比べ・・・・雲の少し下くらいから

いろいろなことは、多すぎて小さすぎて山の頂上付近まで飛躍するので、いろいろなことを差し引いて考えなくてはならない。雲の下くらいから・・・・・・。小説。約200字。6ページ。
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アンテナを引っ張りすぎて・・・・・岩だらけの丘の上に着地

ごちゃ混ぜのはずなのに・・・・・・。それは現実で意味なのに。・・・・・困った顔をしてファンタジーの中の小さなウサギは、大きな圧力に押されるようにアンテナを引っ張る。小説。約200字。7ページ。
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大学の時の過去を道端で話 何気ないことでも・・・・あった方がいい

癒しや息抜きのインプットは道端である。何気ない会話をしたり、何がきっかけになっているかは分からないふとした小さな出会い。小説。約200字。7ページ。
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やけに白い現実のゴール 理由はポケットの中 よく見れば鉄塔の世界なのに

同じように山の上に立っている鉄塔は、いつも同じ場所にある。ウォーキング途中の看板にも・・・・・同じような格言が達筆に書かれていた。小説。約200字。8ページ。
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今この時の不安を連れて・・・・・昨日も晴れた空の下

15年も前に書いたものが今よりもずっと良い作品だったり・・・・。何気なく聴いていた見た詩一つ一つがちゃんと養分になっていたり、昨日も一昨日も同じ空の下を・・・・・。小説。約200字。5ページ。
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自動で進む高層ビルのエレベーターのようにすぐに・・・・するとその直後

高層ビルのエスカレーターやエレベーターのようにボタン一つで書き進められる。バ―――ッと上層階まで登ってしまうような・・・・・。透明のボタンで・・・・・。小説。約300字。7ページ。
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先端ではなく途中にあった大切なこと 何も知らずに通りすぎていた・・・・・

ディスプレイや過去の掃除などで先端ばかりを追いかけてしまう最近だが、・・・・・・その途中でとても大切なことがあった。そのすぐ横を何も知らない顔で通りすぎてしまう。小説。約200字。5ページ。
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グレーゾーンを残すのは合っているが上の丘ではちょっと鈍感に

それをスルーしてきたが、違和感が取れない。感覚アンテナを研ぎ澄ませて作っているが、小説。約200字。6ページ。
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鉄のスプーンでギリギリのところを掬われたウサギ 大男の短い紙芝居

微妙な立ち位置にいたウサギは、隠れるようにして怯えていた・・・・・。小説。約200字。6ページ。
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悪あがきですでに通りすぎているゴールテープ

なんとか少し離れた場所からも見れているため、通りすぎたあとに、余計な動きをしているような気もする。・・・・・・・・・・・・・。小説。約200字。6ページ。
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ポカポカ良い天気 それを言うと・・・・・・・・という部分を作る

ポカポカ良い天気の秋晴(あきば)れ。祝日である。それを言うと・・・・・・という、小説。約100字。6ページ。
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ちょっとよぎった秋の最中の平穏な民家みたいな寂しさ 希望はまだ・・・・

実はそれはそのどちらでもなくて、年を取ったとか日常がつまらないだけとか・・・・・。現実的なことが久しぶりに。小説。約200字。6ページ。
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だってそれしかない それを自分のせいにするか何のせいにするかの問題

それしかないようにしか思えない今・・・・。ずっとずっと数キロ離れた自宅から対角線のホームセンター前の歩道で、小説。約200字。5ページ。
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朝の路肩の小さな哺乳類とちょっと位置がズレた広場のベンチ

何気ない朝。次の用事を考えてウォーキングをしていると、小説。約200字。9ページ。
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[d_458587]数年前のイベントを思い出す列車 部屋の北側の窓から

一定時間ごとに通り過ぎる列車・・・・・。たまにイラストカラーの壁の列車がすぎるが・・・・・スポンサーの意味もあるのだろうか、いろいろと書かれている。数年前に・・・・・。もっと前のようにも思えるが、小説。約300字。8ページ。
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ポケットのへんてこなあまい罠とアリ地獄のような地面

先端が・・・・・白黒のスワイプ一つで何の苦も無く切り替わるディスプレイである。それはアスファルト地面のアリの巣のようなへんてこな罠に近い。しっかり白黒にとらわれず時間軸を見ている。いつの間にか生じていたものを、小説。約200字。7ページ。