井雲くす
萌(単話)
わかばと和貴は幼馴染。二人はずっと昔から秘密の遊びをしている。それは互いの性器をこすりあわせること。挿入はしないし、触れるのはそこだけ。終わったらなるべくお互いのものを見ないようにそれぞれ後始末をしてさよならをして、その繰り返し。この微妙な関係が壊れるのは怖すぎて…「脱いじゃダメとか…続きはしないとか…そんなこと…決めた訳じゃないもん…」
23時の箱庭(単話)
またデザインコンペに入賞した庭ちゃんは、いつも作品が個性に輝いている。それに比べて先輩の基樹さんの仕事は普通すぎる…と飲み会でも皆に指摘される。でも庭ちゃんだけは飲みながら、基樹を批判しない。ハイボールのお替りを頼んだときに庭ちゃんの脇毛が視界に入った。二人はトイレで鉢合わせし、庭ちゃんは生々しく生えた腋毛を見せてくれる。密室で隠れてチ○ポを握り、秘肉に食い締めてくれる。
村又さんの秘密
【もっと甘えていいんだって】 上司の村又さんと揃って部長に怒られたあと、一緒に飲むことになった。いきつけの居酒屋が休業だったので急遽、村又さんの自宅で飲むことになったが、笑う時に口を隠す癖のある村又さんは、自宅で気が緩んだのか、舌先が2つに分かれたスプリットタンを部下に見せてしまう。複雑に動く舌先が妙にエロく、酔った勢いで部下がキスをせがむと…。(村又さんの秘密) 距離感が掴めない人とか、人にも自分にも遠慮しすぎなんじゃない?この本を読んで、優しい気持ちになったら、人肌恋しくなるって。 <収録作品>村又さんの秘密 1〜3/蕎麦屋の春さん/百瀬は知る/バックステージ/飴よ鞭よ、弓と弦/MARCHING!
村又さんの愛情(単話)(3)
みんなから慕われる上司・村又さんとつきあい始めたのはいいけれど、自分とはつりあってないんじゃないかと不安な毎日。そんな中、村又先輩がアメリカ出張!? こればっかりはついて行くわけにいかないし、テレビ電話でガマンするしか……! 悶々とした日々を送る梶くんでした。
村又さんの秘密(単話)(3)
上司の村又さんの舌先が、2つに割れているスプリットタンだと知った梶は、複雑に動く舌先が妙にエロいと思い、酔った勢いでキスをせがみ、そのままセックスした。それから梶は村又さんと付き合うようになったが、貪欲に快楽を貪るプライベートとは違い、仕事を一人で抱えて甘える素振りを見せない職場での村又さんの態度が気になっていた。