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作品内容
「ほら、かずくん。忘れ物はない? ハンカチとティッシュは持った? 鉛筆は削ってあるかしら? ああ、心配だわぁ……」これはいつもの朝の一幕。そう、ボクのママは超が付くほどの過保護だ。そんな(ママ塗れではあるが)平凡な生活を送っていたボクに事件が起こる。なんと、クラスメイトに告白されて付き合うことになったのだ。そしてその晩、ボクは意を決してママに報告することにした。「クラスメイトの女の子に告白されたんだ。それで、お付き合いすることになった」「………………まぁ、そう。それは良かったわね……おめでとう、かずくん♪」妙な間があったのものの、肯定的な反応にボクはホッと胸を撫で下ろした。そして、翌日。ママはいつも通り玄関前で見送ってくれる。そう、ボクに彼女ができたとしても……ママとの関係は今まで通り――では、無く――「むほぉぉっ、むほっ、むほぉっ……うんまっ♪かずくんのコレぇ……誰かに取られちゃうのならぁその前にツバ付けておくのぉっ♪」---※本作品は、原作の本文・画像等を、権利者様から許諾を頂いております。(C)ばたぁさんど/アパダッシュ---試し読み
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