
田舎者の自由律短歌 10篇
Leave a commentみなさんは、『和歌』というものをご存知ですか?
日本古来の言語芸術で、現在のブログの源流にあたる文化だと言われています。
病魔の暗き影に我が国が覆われているいま、ここに国津神へ歌の何篇かを聞こえさせ、
その詩心を楽しませるに、護国平安を祈念奉りさらすれば、
双頭の鷲気持ち悪く、牡丹に唐獅子、くるよしもがな…。
それではこれらの歌を、今上天皇に奉上いたします。
どうか、今上天皇の治世が永く平穏に続きますように、祈りを込めまして…。
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①フードコートの闇の奥 従業員も知らぬ淵 裏テンイチ いま開業中
②ヤンキー前から歩いてくる 鼻下ゴシゴシ目大きく 無邪気の顔して 俺、お前らの 敵じゃないと…
③吉田のところの息子さん 働いてなくて太ってる 吉田さんも 苦労人やねえ 田舎駆け巡る噂 龍脈の国護るがごとし
④13歳 中学上がり イキリ立つ ワックス、腰パン、財布チェーン 友人たちにナメられまいと
⑤イキりすぎ 教師に怒られ 涙湧く 目パチパチして 涙裏側へ送る
⑥狼に またがり自由に 森駆ける 亡き父上の 槍を背中に
⑦村長(むらおさ)の 美しき娘の 肌なめらか 御前試合で優勝し 必ず我が手に
⑧三頭の ライオン相手に 剣一つ 大立ち回り 武勇伝
⑨土こねて 遊びて放って 幾日か これもしかして 皿に使える?
⑩天神の 怒りに触れて 神が鳴る 稲光の落ちた木に 赤く光るあれは何 めちゃくちゃ熱いが…
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いかがでしたか?
皆さんも
朝廷周辺の貴族の家庭でぬくぬくと育って恋愛の話ばっかり社交界で交わして盛り上がってたリア充たちがつくった平安版J POPをいじってみてはいかがですか?
古典という幻惑のヴェールに騙されないでくださいね!!
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高校の時翻訳本を買って以来、その朝廷へ向かって磨き上げられた毒槍(相手の価値観の矛盾・しょうもない点を的確に見抜き、言論の力で表現物の中にえぐり出すことで、内部から相手の価値観自体を破壊する)のファンです!
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それではさようなら!
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Categorised in: ぼっち・便所飯, ネタ・漫才, 学校生活, 日記