[b092agwrk03004]淫囚家族(単話)
子どもの頃の記憶はあまりない。自分に妹がいることを知ったのはほんの最近のことだ。半年前に他界した母の手紙を頼りに向かったのは、山々と田んぼが広がる小さな集落。久城詩織(くじょう しおり)と名乗る少女は実の妹らしいが、いきなり兄妹と言われても実感がわかなかった。祖父と妹が二人で暮らす家に泊めてもらうことになるが、そこでは毎夜の如く背徳的なひめごとが……。降り立った見知らぬ故郷──あのときの光景がよみがえる!?舞台は昭和××年。やまともち先生がおくる陰鬱で淫らな愛欲まみれの近親交姦譚!