[403kaononaitsuki04ag01]顔のない月 THE ANIMATION 第四夜「白百合」
約束の月が満ちる時、淫美なる宴の幕が開く。艶やかなる大輪の花は、未だその運命を知らない…。ストーリー知美の手によって優しく愛撫され、鈴菜は快楽に溺れていく。その裏で、千賀子の工作も空しく由利子の企ては着実に進行しつつあった。「あの時、引き裂かれた半身の力が戻ってきている。鈴菜の心もすでに彼の物…『月待ちの儀』はもうすぐだな…。」一方、浩一は地下の洞窟で鈴菜そっくりの少女「水菜」に出会う。言葉を話せない代わりに表情豊かで、無垢に笑いかけてくる水菜。楽しげに過ごす二人を見た鈴菜は、言いようのない切なさに胸を締めつけられる。すれ違う想いーー…。その夜更け。鈴菜は自ら儀式服を纏い、浩一の部屋を訪ねるのだった…。(c)2001 オービット/ピンクパイナップル